植物たちから楽しみをいただく。
今日はわたしの植物活用法をご紹介しちゃいます。
とは言ってもハーブなどを育てているわけでもございません。わたしはどんな植物も枯らすオンナ。
東海道一の宿・品川は昔も今も住宅街というよりは商店の町、植物を育てる庭を作るくらいなら駐車場となる世知辛いほしのや地方でございます。
なので、小さなころから植木鉢か学校か公園でしか植物を見てこなかった・・・。今さら上手に育つわけもなく場所もなくってわけです。
でもっ!幸いなことに石けんやアロマのお友だちからハーブをいただいちゃったりするとテンション上がってムダにならないよういろんなことをしますよ~!
1. ほとんどの場合、まず蒸留します。
蒸留水はアロマクラフトの基剤にしたり、そのままリネンスプレーにしたりします。わたしはハーブたちの抗菌作用を信じてみたいと思っていますので、そのままシュッシュとしますよ~。
ペットがいる関係上もあり精油はあまり入れません。そしてペットのお肌のケアにも利用します。
2. チンキをつくります
ホワイトリカーやウォッカ、無水エタノールに浸け込みます。抽出したい成分や利用方法によってアルコール濃度を変えたものを作ります。無水エタノールやスピリタスに浸けたものはあまりスキンケアには利用せずにオイルにしちゃうかな。オイルにしたものをスキンケア用に使います。
3. オイルにします
ハーブの色素や香りはオイルに抽出されることが多いです。また、カレンデュラのように脂溶性成分が欲しい場合には迷わずオイルに抽出しています。オイルにしたものはクリームなどのスキンケア品としてはもちろん、石けんにします。
スキンケア品と石けんでは抽出先のオイルが変わってきますけれど、それを考えるのも楽しいです。
そして、それぞれに残渣が出ます。
蒸留とチンキの残差はお風呂で使います。ぜいたくなハーブ風呂になってお肌がツルツルしっとりになるような気がしています( *´艸`) ➡ 蒸留残渣はまれに乾かしてさらにオイルに浸けることもありますが、これで作った石けんは酸化が早い気がしているのであまりやりません。
オイルの場合には、みなさんどうしてるんだろう?わたしは申し訳ないけれどサヨウナラしています。
それぞれの残差の残差、土があれば土に返すということもできるのですが、最初に述べた通り土のない場所で暮らしています。せめて「ありがとう、ごめんね、サヨウナラ」という気持ちだけは持とうと思っています。
では、最近分けていただいた月桃のお花(さっちゃん、ありがとう~♥)はどんなふうに形を変えたかな?ハーブの利用法を実際のお花でご紹介です!
まずは、やっぱり蒸留!
採取した芳香蒸留水をじっくりと見てみるとなにやら浮いています。月桃をフローラルに寄せたような香りがとれました♥
月桃の芳香成分は「1.8-シネオール」「テルピネン-4-オール」「リナロール」・・・・などなど。お花のほうはどうなんだろ?なにか特有の成分があるのかなぁ。。。
ともあれ、なんだか冷蔵庫にご鎮座させておりますよ(*´▽`*)
そしてチンキ。ウォッカのほうは、ローションにでもしよう。無水エタノールで抽出したものは迷わずオイルにしました。オイルはグリーンがかったアイボリーです。よい香り~♪
オイルからは石けんにしましたよー。夏のイメージだし、夏なので「月桃花の塩石けん」です。
そうそう、蒸留の残渣と水ももったいなかったので、ピグメントにしてみよう!!とってもきれいなコーラル系の手作り色材ができました。一緒に写っているのはカモミールから作った色材です。この2色を使って月桃のお花をイメージしてみました。
これで、お花ちゃんたちを余すところなく使わせていただきました。お花ちゃん、楽しませてくれてありがとう♪
今日も長文のお付き合いありがとうございました!
ハーブたちの利用法をちょっと知りたいなぁと思っている方、気負わずなんとなーく使う方法をご紹介できると思います♪ (色材作りは対象外です)
ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。
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