つやぷるへの道
混ぜるってトレースを出すまでの退屈な時間って思っていませんか?
「わたしの作る石けんはザラついている・・・」ということに気が付かれた方がいます。
お話を聞くときれいなデザイン石けんを作るためにはゆるトレースであることが良いと思われているのかなと思いました。
だからゆるトレースまではとりあえず混ぜる。
生地としてきれいに整ったものは整った石けんになる。それがたとえゆるトレースであったとしてもです。
そもそもトレースってただの目安であってそれで完成ではありません。
トレースに惑わされてはいけません。
わたしは今でもたまに惑わされますが(-ω-)/
使用するオプションやデザインによっては、ガッツリ混ぜるわけにはいかない。
そう、制限がある場合があります。
だから制限の中で、最大限良い生地になるように混ぜる。それは混ぜ方であったり、タイミングであったりするわけですが、そんなお話をわたしのデモを見ていただきながら説明させていただきました。
デモでは段階、段階で色をつけてモールドに流してみる。「これだとこんな風に流れるからこんなデザインができるね」そして生地をボウルにもどしてまた撹拌。「さっきより進んだらこんな風に流れるよね」と生地をのぞき込み、実際に触れてみる(手ではなくてもちろんヘラで)。
段階段階での生地のツヤをご確認いただきながら、今この生地だったらどんなデザインができるかな?ということも一緒に考えます。
最終的にはしっかり跡のつくおもトレースまで行きますが、その段階でもプルプルの生地であればこんなに動くんだ!ということも体感してみることで、石けん作りの世界が広がるのかもしれません。
その後はお一人で混ぜ混ぜしていただきました。
「こんなに生地をちゃんと見ながらやったことないかも!」とおっしゃっていましたが、意識しながら混ぜることで生まれた生地はこんなにツヤプル♥そしてピカピカ💛
「もうツヤプル以外の石けんは作らない!」と断言し、楽しそうにお帰りになりました。
しっかり撹拌するためにはブレンダーを使います。
ブレンダーのコツをつかめば、気泡もほぼ入らずプルップルな生地ができあがりますよ。
そしてその使い方次第でゆるトレースからジェル化まで、生地のコントロールができるようになるはずです!
この記事、レッスンレポートのはずでした。
あぁ、だけどわたしはトレースフェチなのです。結局はひとりごとをさんざんつぶやいたにすぎません。最後までお読みいただきありがとうございました。
こんなオタクレッスンですが、ご興味ある方はお問い合わせくださいませ。
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